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テナガエビ釣り入門 準備編

釣り入門
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テナガエビとは

 

テナガエビは海水と淡水の入り混じる汽水域に生息しているエビです。

名前の通り、手がながーいのが特徴です。(メスはそれほど長くありません。)

 

 

素揚げや天ぷらにして食べると非常においしいエビです。

サクサクしていて、エビのいい香りがします。

 

 

美味しそうじゃないですか?

今回は釣って楽しい、食べて美味しいテナガエビ釣りを紹介したいと思います。

 

テナガエビはどこにいる?季節は?

 

先にも書きましたが、テナガエビは主に淡水と海水が入り混じる河川の汽水域に生息しています。

そして北海道以外ならだいたいどこの川でもいます。

 

しかし汽水域ならどこでも釣れるというわけではありません。

 

テナガエビの釣り場

 

テナガエビは夜行性なので、日中は暗い物陰に隠れていることが多いです。

なので物陰になるような障害物のある場所で釣りをする必要があります。

 

 

 

こういう消波ブロックがあるようなポイントがベストです。

 

 

 

 

昼間でも薄暗い、橋の下なんかもおすすめポイントです。

とにかく物陰になっているところがあればOKです。

 

なかなかいい釣り場が見つからない

 

私の場合、釣り場探しが一番苦労しました。

ネットに載っているようなメジャーな釣り場はライバルが多く、初心者がそこに一人で入って行くのはかなり勇気がいります。

 

てっとり早いのは釣具店の店員さんに聞くことだと思います。

初心者が店員さんに声をかけるのは勇気がいるかもしれませんが、ほとんどの店員さんは優しく教えてくれると思います。

 

そしていくつかポイントを聞いたら、実際にその場所を訪れてみましょう。

 

テナガエビはいつ釣れる?

 

地方によって異なりますが、テナガエビ釣りは概ね4~8月がシーズンだと言われています。

 

最盛期は梅雨入り前後の5月後半から7月上旬でしょうか。

この頃になると、1日で50匹以上釣れることもあります。

 

テナガエビ釣りに必要な道具

 

手長エビ釣りに必要なのは、竿、仕掛け、餌のみです。

2000円もあれば全て揃います。

 

他にもあったほうが便利なものがいくつかありますが、それも後ほど紹介したいと思います。

 

竿

 

テナガエビ釣りは、のべ竿というとてもシンプルな構造の竿を使います。

価格は1000円から2000円くらいです。

竿は1m程度の短いものから3m程の長いものまであります。

どのくらいの長さの竿を選ぶかは、釣り場によって異なります。

 

短い竿のメリットとデメリット

短い竿のメリットは、その扱いやすさに尽きます。

足場の狭い釣り場で長い竿を振り回すのは、とても不便を強いられます。

 

逆にデメリットは、短い竿は広範囲を探ることができないことですね。

岸から少し遠くにテナガエビのいそうな障害物があったとしても、短い竿ではそこに仕掛けを落とすことができません。

これは釣果の面で不利になります。

 

長い竿のメリット、デメリット

長い竿のメリットは広範囲を探ることができることが一番ですね。

テナガエビは潮の満ち引きや時間帯によって移動しますので、できるだけ広範囲を探れた方が釣果の面で有利になります。

 

デメリットは扱いにくい狭い釣り場では邪魔になるの2点でしょうか。

 

仕掛け

 

釣具店や通販で、糸、オモリ、ウキ、針などがあらかじめ全てセッティングされたものが売っていますので、それを購入するのがてっとり早いです。

値段は250円~400円前後。

様々な仕掛けがありますので、色々試してみるのがいいかと思います。

 

こんなのが売っています。

これを竿の先端のヒモに結ぶだけでOKです。

結び方は仕掛けの裏に記載されていますので、それを参考にすると良いでしょう。

 

 

仕掛けの長さは竿の長さに合わせて購入するようにしましょう。

2.1mの竿には2.1mの仕掛け、1.5mの竿には1.5mの仕掛けをセットします。

 

また、テナガエビ釣りは根掛かりが多い釣りなので、3つか4つ備の仕掛けを持って行った方が安心です。

 

 

餌はユスリカの幼虫であるアカムシを使うことが多いです。

釣具店で200円程度で購入できます。

1パックあれば丸一日釣りができます。

 

生餌が苦手・・・という方はカニカマや魚肉ソーセージなどで代用可能ですので、そちらを使用して下さい。

普通に釣れます。

 

その他の便利アイテム

 

竿、餌、仕掛けがあれば、とりあえず釣りはできますが、より快適に釣りをしたい場合は以下のものを用意しておくと便利でしょう。

 

エビを入れて置く容器

釣ったテナガエビを入れて置く容器は、小さいもので十分です。

単なるバケツでもいいのですが、それだとテナガエビは1時間ほどで窒息死してしまいます。

 

死んだエビは傷みやすいですし、泥抜きが不十分になってしまうので、私はこういうものを使用しています。

 

 

ボックスにエアレーションを取り付けてあります。

こうすることで、ボックスの中の水に酸素を送ることができるので、エビを長時間生かしたままにできます。

 

内部はこんな感じです。

中にザルが入っており、泥抜きの際にいちいちエビを別の入れ物に移さなくていいのでとても楽です。

 

ザルを外すとこんな感じ。

真ん中のポンプから空気が送り出されてきます。

 

 

こうやって泥抜きしていきます。

 

ピンセット

テナガエビは口が傷つくと短時間で死んでしまいます。

なので慎重に針から外す必要があるのですが、針がとても小さいために素手で外すのは難易度が高くなります。

 

ピンセットがあれば比較的容易に針を外すことができるので、慣れてない方は準備しておくといいでしょう。

また餌を針に付けるときにも便利です。

 

ハサミ

仕掛けを竿先に通したあと、余った糸を切るのに使用します。

仕掛けと竿の長さがバッチリ合っている場合はなくても大丈夫です。

 

ビニール袋、タオル

ビニール袋は釣り場で出たゴミの回収用です。

タオルは手が汚れたときに使用します。

 

 

準備編は以上になります。

次回は実釣編を書きたいと思います。

 

それでは失礼致します。

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