さて、今回はテナガエビ釣り実釣編です。
釣り具のセットの仕方、釣り方などを画像を交えて解説したいと思います。
それでは釣り場へGO!
釣り場は千葉市花見川です!
仕掛けをセットする
釣り場に着いたら、まずは仕掛けのセットです。
仕掛けをのべ竿に結びます。
結び方はとっても簡単です。
以上で完了です。
上手く行かなくても、何度かトライすればそのうち成功します。
たまに上手く結べた気になって、仕掛けを投げてみたら遠くに飛んで行った・・・なんてことがあります。
結んだ後は、ちゃんと結べているかどうか、糸を引っ張って確認しましょう。
餌を針につける
餌の付け方は2種類あります。
チョン掛けと通し刺し
分かりやすく図解してみます。
手書きで汚くて申し訳ないですが、違いがわかりますか?
チョン掛けはアカムシの頭に針を引っかけただけ。
刺し通しは針を虫の体内に通すように、しっかり掛けます。
どちらの場合も、針先を餌の外にしっかり出すようにしなければなりません。
餌の取り付けが完了したら、いよいよ釣り開始です。
テナガエビのいそうな所に仕掛けを沈めよう
前の記事にも書きましたが、テナガエビは日中、物陰にひっそりと隠れています。
なので、物陰になりそうな場所に仕掛けを沈めましょう。
今回の釣り場は橋の下です。
日中でも薄暗いので、それなりにエビが釣れます。
足場はこんな風に、いい感じでブロックが入っています。
写真は干潮時のものですが、潮が満ちてくると手前のブロックまで水に浸かります。
ブロックのスキ間を積極的に探っていきます。
テナガエビが潜んでそうな雰囲気がプンプンします。
テナガエビはいれば貪欲に餌に食らいついてくるので、2・3度試してアタリがなければ早々にポイントを変更しましょう。
釣り方のコツ
テナガエビ釣りは、通常の魚釣りとは少し勝手が違います。
ここでは、テナガエビ釣りのコツをいくつか紹介したいと思います。
アタリを見極めよう
通常の魚釣りであれば、魚が針に掛かったらトポンッとこ小気味よくウキが沈みますが、テナガエビ釣りの場合、ウキが沈むというよりは横にスーッと移動していきます。
これはテナガエビは餌を見つけてもすぐには食べないで、自分の巣に持ち帰ってから食べるために起こる現象です。
このアタリの見極めは、慣れないと少し難しいです。
よくわからない場合はどうしたらいいでしょうか?
竿をゆっくり少しだけあげてみる
アタッてるかどうかわからないときは、竿を少しだけあげてみましょう。
その際にブルブルッとした振動が竿に伝わってくれば、アタッている可能性が高いです。
アタッても竿をすぐにあげてはいけない
先ほども書いたように、テナガエビは餌を巣に持ち帰ってから食べるという習性があります。
そのため、アタリがあったからと言ってすぐに竿を上げるとエビを逃してしまいます。
アタリを確認したら少し時間を置いてから竿を上げましょう。
人それぞれですが、私は30秒ほど待ってから引き揚げます。
エビがしっかり餌を食っているとビビビッビビビッという、激しい引きが竿に伝わってきます。
この引きは結構病みつきになります。(笑)
テナガエビマンションを探そう
テナガエビは集団で潜んでいることが多いです。
そのため、最初の1匹が釣れた所で何匹も立て続けに釣れることがよくあります。
テナガエビマンションを見つけたら、積極的に狙っていきましょう。
潮の満ち引きや時間によってテナガエビは移動するので、アタリが無くなったらすぐにポイントを変えましょう。
針の外し方
テナガエビは口が傷つくと短時間で死んでしまいます。
なのでテナガエビを針から外す時は、細心の注意が必要です。
針がとても小さいため、素手で上手に外すには技術が必要です。
ピンセットを使って外すことを強くおすすめします。
まずはエビの背中をしっかり持ち、腹側を自分に向けて針の位置を確認します。
針が見つかったら、慎重にエビの口から針を引き抜きましょう。
針の位置がわかりますか?丁寧に抜いてあげましょう。
釣果です。
大漁とまではいきませんが、そこそこ数はいますね。
20匹くらいでしょうか。
ベストシーズンでも日によっては全く釣れないこともありますので、諦めないで何度もトライしてみて下さいね。
テナガエビ釣り入門 実釣編はここまでです。
次回はおまけの調理編となります。
それでは失礼致します。
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